八百祢の世界 ~東北の魔法使いセミリタイアを達成す~

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ネットの誹謗中傷問題について

八百祢です。

タレントのryuchellさんがお亡くなりになりました

自死されたとのことですが、原因がホルモンバランス変化によるものなのか、誹謗中傷を気にしてのことなのか未だにわからないままです。

著名人たちが相次いで反応している内容を鑑みるに、誹謗中傷による自死であったと推察されております。

 

今回の件はあまりにセンセーショナルなので、記事に書こうかどうか迷ったのですが、自分なりの考え方を書いてみようと思いました。

「その意見は違う」と思う方もいらっしゃると思うのですが、あくまでボクの考え方であることを申し伝えておきます。

 

ネットの誹謗中傷問題について最大の問題点は、誹謗中傷している側が誹謗中傷していることを自認していない場合があることにあります。

ryuchellさんを例に出すのは死人に鞭打つ行為かもしれませんが、ryuchellさんを例に出します。

ryuchellさんは一度結婚され子どもさんもいらっしゃいますが、その後に配偶者と別れて別の道を歩むことになりました。

この頃からryuchellさんへの誹謗中傷が多くなってきたと記憶しています。

内容としては「配偶者・子どもがかわいそう」だの「自分勝手」だの、そんな感じだったような、、

本来であれば離婚問題は当事者同士の問題であり、第三者が口を挟む余地はありませんが、ここにいわゆる正義マンが登場します。

「ryuchellさんが自分勝手に行動して配偶者・子どもに酷いことをした」と言う図式が脳内に出来上がっていると思われます。

「そんな酷いことをしたのだから責められて当たり前」

有名税なんだから仕方がない」

「情報を発する以上、反論は甘受すべきである」

思い当たるのはこれくらいですかね。

誹謗中傷をしている側には悪意が全くない場合が多いのです。

あるのは自分と違う価値観を持った人に対する反論だけ。

SNSは自分の正義と相手の正義がぶつかり合う場所で、みんな悪意ではなく正義で相手に殴りかかってるんだと思います。

発信している内容が自身の主張や価値観であるならば、発信者と異なる主張や価値観を持っている人たちにとっては、発信者の主張は自身の価値観を否定・批判されていると感じるでしょう。
そうすると、発信者に対して批判的なコメントをするようになり、それが続くと誹謗中傷に発展してしまうケースもあるのではないでしょうか?

自分と違う価値観を持っている人に対して自らの正義を以って口撃する。

全員に当然に悪意がないとは言えませんし、悪意を以って叩いている人がいることも承知しています。

 

誹謗中傷裁判で被告となった人の供述を見ると「そんな大事になるとは思わなかった」というのが大半だそうです。

故意的に相手を貶めてやろうと思っている人は少ないみたいですね。

今回の件に関して堀江氏が「陰口はネットには書くな」と言ってますが、その1分後に「2chを作ったバカもいる」と他人を誹謗中傷しています。

堀江氏は誹謗中傷している意識は恐らくないでしょうが、これも誹謗中傷に当たる可能性もあります。

 

誹謗中傷の最大の要因は暴走する正義です。

言ってる側は陰口・誹謗中傷という認識はなく、己の正義感で発言しているの場合が多いようです。

ネットの特性上しょうがないことだとは思いますが、規制をするのは難しいでしょう。

法規制すべきとの意見もありますが、誹謗中傷の線引きが難しく、なかなか解決することはないんじゃないかなぁ?と思っています。

だって当人は正しい意見を述べたと思っていますからね。

法規制は難しいと思っていますが、だからと言って誹謗中傷を容認しているわけではありません。

どうしても人のモラルやマナーに任せる必要性がある以上、一定数はこういうことが起きるよねって思っています。

 

※あくまでボクの考え方であることを重ねて申し伝えておきます。

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