西日本新聞からの引用です。
改正労働者派遣法の施行から9月30日で3年を迎えるのを前に、ベテランの派遣社員を中心に「雇い止め」に遭うケースが相次いでいる。
改正法では、同じ職場で働くのは最長3年で、超える場合は派遣元が派遣先に直接雇用を依頼する-などの雇用安定措置が義務化された。
その義務が発生する前に契約を解除すれば、企業側は高待遇の正社員などに登用しなくて済む。
労働者側からは「法の趣旨に反する派遣切りだ」と批判が出ている。
大分県内の製造会社に勤めていた40代のAさんは、専門書類の作成業務を15年以上担ってきた。
今年2月、契約は夏までと告げられた。
3カ月更新で働いてきて、法改正から2年9カ月での雇い止め。
あと1回更新すれば、希望していた正社員への道が開けるはずだっただけに「十数年を無駄にした」と肩を落とす。
秘書として10年勤めるBさん(42)も今夏で雇い止めになった。
仕事量は正社員と同等で残業もこなしてきたが、時給は1030円。昇給は10年で10円だった。
次の仕事を探すため、前倒しで春に退職を願い出たが、上司には「ちゃんと引き継がないと正社員の新人がかわいそう」と聞き入れられなかった。
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労働者派遣法の改正って、3年未満で契約を解除されるって話は当時からありましたよね。
八百祢は自己責任と言う言葉がキライですが、さすがにAさんもBさんも頭がお花畑なんじゃないかと思ってしまいます。
改正派遣法なんて施行当時から雇止めになるのを指摘されてたのに、対策もせずに3年間も無為に過ごしたの?
「いつかは正社員」なんて、会社の言うことなんで信じちゃダメなのよ、自己責任じゃなくて自己防衛の時代なんだよ?
常にアンテナを張って、いつでも、どんな時でも対処できるように、あらゆる布石を打っておかないと(´ω`)
思考を停止したままで社会にいると、時代の潮流に流されて、大変なことになっちゃうよ。
アラフォー世代は就職氷河期で、望まない派遣社員になってしまった人が多数いました。
今の人たちには信じられないでしょうが、時代が悪かったのは確かなんです。
八百祢だって、最初に勤めた会社は倒産してるしね。
いつだって時代は流れていますが、最近の時代の流れは速すぎる・・・
時代に流されるのではなく、時代の波に乗ってサーフィンするくらいになりたいものね。