八百祢の世界 ~東北の魔法使いセミリタイアを達成す~

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成田氏の「老人の集団自決」に思うこと

八百祢です。

イェール大学助教授の成田悠輔さんの発言について書こうと思います。

実はこれを記事にするかどうか悩んだんですよ。

賛否両論あるからね(´・ω・`)

どちらの意見が正しいと言うことではなく、あくまでも一意見として見ていただけると幸いです。

 

イェール大学助教授の成田悠輔さんがABEMA Primeで「老人の集団自決」と言う発言をして炎上しています。

この発言について様々な反応が寄せられていますね。

養老孟司氏(85)、加藤諦三氏(85)、辻真先氏(90)などの高齢著名人の方からは猛バッシングを受けています。

まぁ、自分たち高齢者が「自決しろ」なんて言われたらそれは怒る罠(^^;)

 

成田さんの発言の前後の会話から内容を推察すると、物理的に「死ね」と言っているわけではなく、高齢者の社会的撤退の意味が強いことがわかります。

集団自決という言葉がパワーワードのため、高齢者がいつまでも権力の座に居座り、未来の在り方を決めていることが危険だと言っていることが伝わっていないのです。

部分的な切り抜きが出回り過ぎて、本来の主旨とは違う見え方になってしまっているように思いますね。

ボクも個人的には集団自決という言葉自体は不適切だとは思いますけど。

 

ボクが勤めていた会社でも同じように高齢者がいつまでも居座っていました。

設計部に70代半ばの役員がいるのですが、建物の構造計算を出来るのがその人しかいませんでした。

会社としては役員がいないと仕事が回らないとの見解でしたが、ボクはそうは思いません。

逆にその人がいるから下が育たないんですよ。

本来なら役員は一線を退いて下を教育し、構造計算できるように仕向けないといかんと思うんですよ。

それをやってないから人が育たない、いつまでも高齢者が権力の座に居座るという図式になるんです。

まぁ、その役員も自分の地位を奪われたくないから教えないのかもしれませんけどね(^^;)

 

大手企業などは役職定年という制度があって、50代半ばになると無役になる会社もあるそうで、これはイイ制度だと思いますね。

ボクが勤めていた会社では40代で役職が無い人が当たり前で、役職がある人は50代以上ですた。

ボクも無役で40代後半にもなって平社員でしたから、上のこいつらが消えないと出世できないんだなと思ってましたもん。

若手(30-40代)のモチベーションも上がらないし、高齢者上司の機嫌も取らないといけない。

若手にやる気が無いんだから、そりゃ会社も成長しないわけだなぁ、、

 

今の高齢者は50年前の高齢者より若々しく元気なのは事実です。

宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長は52歳と言う設定でしたが、今の状況で設定すると75歳くらいになりますからねw

なのーで「まだまだ若いもんには負けん!」と思うのも自然なことだと思います。

でも、それでも、高齢者が権力の座に居座るというのは決して良いことではないと思います。

今の政治家を見てもわかる通り、権力の座に居座る高齢者の意見が非常に強く、その意見が通ってしまいます。(2F、おめーのことだよ)

高齢者は未来に対して責任がないから、自分たちに有利な意見を通そうとします。

そしてその高齢政治家たちを支持しているのも高齢者。

当たり前ですよね、若者が有利になると自分たちが不利になるんですから。

若者にもう少し発言力や決定力を与えて、高齢者はそれを補佐するくらいになった方がイイような気がします。

沖田艦長も古代進に艦長代理を任せて、自分は一線を退いたんですから。

いつか高齢者の数が減り始めて若者の発言力が強くなる時期が来ます。

そのときに高齢者になっているのは氷河期世代だと言われていてます。

いつの時代も割を食うのは氷河期世代なんだなと思った次第です。

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