八百祢です。
今まで何度か会社を辞める時期について書いてきました。
yaonenosekai.hatenablog.com会社を辞めたいと言うのは「今の会社が嫌だ」と言う、ボクの想いから出ているに他なりません。
決してセミリタイア資金が貯まったからとか、自分に有利な条件になったからではありません。
ではひとまず「嫌だ」と言う想いを押し殺し、資産を貯めることにウェイトを置いた場合はどうなるのかをシミュレーションしてみました。
ボクは現在45歳で約2,300万円ほどの資産を持っていますが、これを目標通り3,000万円まで貯めた場合を想定してみましょう。
今後も今の給料が下がらないと仮定すると年間200万円ずつ資産が増える計算になります。
あと3年働けば600万円貯まり、総資産が2,900万円になります。
それに退職金をプラスすると3,000万円に届くことでしょう。
あと3年働くことにより他のメリットがあることもわかりました。
ボクは今の会社に勤めて7年目ですから、あと3年経てば勤続10年となります。
そうなった場合退職金支給規定が変わり、自己都合退職の減額比率が70%から80%になります。
すぐに辞めた場合の退職金については以前の記事で書きました。
yaonenosekai.hatenablog.com結果だけ書くと退職金は800,268円となっています。
あと3年がんばって働き、10年勤続になるとどうなるか計算します。
今のまま基本給が変わらないと想定すると退職金基本額は273,200円。
勤続年数10年の掛け率は6.30となっており、273,200円×6.30=1,721,160円が退職金となります。
勤続10年で自己都合退職の場合は減額比率80%なので、1,721,160円×80%は1,376,928円が本当の退職金となります。
今すぐ辞めるより576,660円も多く貰えることになります。
他には失業給付の規定も勤続10年から変わってきます。
勤続年数が10年に満たない自己都合退職者は90日分、勤続年数10年以上の自己都合退職者は120日分貰えます。
失業手当が基本給の6割支給だとして160,000円ほど増える計算になります。
あと3年務めるだけで資金的な問題は完全にクリアできることがわかりました。
他のセミリタイアラーさんが口を揃えてアドバイスしてくれたように、今すぐ辞めるのは得策ではないでしょう。
ボクの精神状態が持つかどうかもありますが、あと3年はがんばって働くべきかもしれません。
そうすることにより48歳で3,000万円の資産を持ちアッパーマス層としてセミリタイアすることができ、その後の人生計画がかなり楽になりますからね。
一時の感情に流されて職を失ってしまうと取り返しがつかなくなってしまいます。
あと3年のガマンかぁ、長いようで短いのかな(´・ω・`)?