河北新報からの引用です。
東北のパスポート保有率低迷 青森・秋田・岩手が全国ワースト3「理由はっきりしない…」頭抱える関係者
外務省が発表した2017年12月末現在の旅券統計と、18年1月1日現在の都道府県別の人口に基づいて推計したパスポート保有率は東北6県が12.2%となり、全国平均の23.5%を大きく下回った。
青森、岩手、秋田が全国のワースト3で、1桁台もこの3県のみ。
低い東北の保有率をJTB東北(仙台市)の森吉弘社長は「海外志向が希薄な理由ははっきりせず、県民性、地域性としか説明しようがない。」
以上、引用おわり。
東北の人は海外に興味ないの?理由?それは閉鎖的な県民性じゃね?っていう謎理論を述べています。
あのね、中央を基準に物事を考えない方がいいよ。
首都圏と東北では大きな差があることを知った方がいいと思うのですよ。
まず第一に収入の低さがあると思います。
東北では年収300万はデフォで、夫婦二人の世帯収入が500万は割と普通。
委細はそのうち語りますが、そんな低所得で海外など考えられる土壌がないのは事実。
もう一つは利便性。
各県に空港がありますが、そこに行くまでが大変なんです。
1時間半くらいかけて車で空港まで行って、そっから国際線となれば面倒なんす。
それと就航している便がソウル便くらいしかない。
韓国好きの人には申し訳ありませんが、そんなに韓国に行きたいか?
韓国仁川空港トランジットを知っている東北人が少ないのもあるかな。
直行便であちこちに行けるというのは大きなアドバンテージで、それがないのは痛いと思います。
羽田なり成田なりに出ないと目的地に行けないとなると、1日余計に必要になりますしね。
もう一つは外国人と触れ合う機会がないこと。
これは閉鎖的な県民性と通じるものがありますが、まず、東北人は他の人と触れ合う機会が少ないですね。
首都圏に行けば当たり前のように外国の方が働いていますが、東北にはそれがありません。
外国人を見るなんて年に1回、あるか無いかでしょうね。
以上、軽く3点の理由を挙げてみましたが、結局は東北は発展してないってことだと思うよ。
40年前の東京が今の東北だと思えば何となく理解できるんじゃないかなぁ。